第29章 ぱろでぃ キメツデレラ 時透無一郎
冨「駄目だ」
胡「…パーティを開くならそれ相応に着飾らないと駄目ですね…楽しみです」
伊「…はやくおうじさまにあいたい…」
家についたは早速
継母達にお願いするもやはり断られてしまいました。
首を縦にふらない冨岡さん
パーティの準備に心を踊らせるしのぶさん
そして、王子様に会えるのが楽しみのようで白目を向けながら眉間にしわを寄せ笑う伊黒さん
『(笑っちゃダメ…笑っちゃダメ)…私は今までお義母様達のいうことを聞いてきました…今後も聞き分けのいい娘としているつもりです…ですのでせめてお城の舞踏会だけでも行かせてはくれないでしょうか??』
懇願するを無視して、パーティの準備をする三人。
それでも縋ってお願いするに冨岡さんは口を開きました。
冨「たわけが!!」
胡「………冨岡さん、やはり演技向いてないみたいですね」
『…それ私も思ったよ』
を囲炉裏に突き飛ばし
灰被る。
それを伊黒さんはシンデレラと揶揄し
それ以来シンデレラというあだ名が定着してしまいました。