第19章 *寵愛 時透無一郎☆
『師範…』
「そんな顔、他の奴等には見せてないよね?」
唇に熱が触れたと気がつけばすぐに舌が唇の隙間を割いて中に入ってくる。
ぬるりとした柔らかい舌がの舌を絡めとる。
無一郎の手は隊服越しに片方の胸を刺激していた。
『っ…んぅ』
「…もっと、舌を絡めて」
『ふぁっ…んっんっ』
何度も絡み合う舌に唾液が飲み込みきれず、顎を伝う。
伝う液体も気にすることなく
求める無一郎。
隊服越しに揉んでいた手は開いたところから直に触れた。
やわやわと揉む無一郎には唇の隙間から淫らな声が洩れ出した。
乳首を摘み、固くなりつつあるソレを刺激する。
『っふぁっ…んぅ』
「…感じてるの?」
何度も合わせる唇と更なる刺激に耐えきれず、の瞳は潤う。
そんな表情に無一郎自身がピクリと反応するも気づかぬフリして
唇を重ね合わせるも
は限界だと無一郎の服をぎゅっと掴んだ。
「…っ…もっと可愛がってあげたいけど…そろそろ1000回の素振りも終わる頃だろうし…後でね」
『…す、素振り??…』
中途半端に灯された熱にもどかしい気持ちになる。
息は乱れ、頬は赤く染まり隊服も依れていた。
そんなとは正反対にけろりとしてどこかスッキリした顔をした無一郎は最後に舌なめずりをしたあと、また後でねと笑い稽古へと戻っていった