第2章 *無意識からはじまる愛情 時透無一郎
『…お言葉ですが…私は無一郎様をお慕い申してございません…』
恐る恐るけれども、ハッキリと拒絶の言葉を伝えると無一郎のこめかみがピクリと一瞬動き気がつけば床へと押し倒されていた。冷たい床の感触、馬乗りの状態で無一郎に見下ろされ本能的に危機感を感じとる。
『お許しくださいっ…無一郎様っ!このような事はお止めください!!』
「さっきから声がうるさい…黙って?」
ゆっくりと無一郎の顔が近づいて、柔らかい唇がの唇を荒々しく貪り、優しさとはかけ離れていた。
唇を開けまいと閉じていると、無理矢理舌で抉じ開け無遠慮に舌が入ってくる
奥に縮こまってる舌を絡めとり、咥内を縦横無尽に楽しんでいるとガリッ…という嫌な音ともに血の味が咥内を満たす。
『…っ』
痛みに唇を離せば、無一郎の舌から血が滴る。
がせめてもの抵抗と無一郎の舌を噛みきったのだ。
「…悪い子だね」
血のついた舌をペロリと出し、見せつける無一郎。
その目は欲望にまみれ瞳の奥底はメラメラと燃えてるようだった。
片手での両手を頭上に固定し、空いた手で着物の合わせ目を力任せに左右へと引き裂く。
ビリビリ破かれる着物に恐怖で体が震える。
カップ越しに右胸の形を確かめるように揉みあげる。
充分楽しんで乳おさえをこれまた乱暴に剥ぎ取ると
白く豊満な二つの膨らみが無一郎の下腹部を甘く刺激する。
はなんとか無一郎の下から逃れようと身を捩るも頭上で固定された両手は動かすことができずにいた。
そんな必死なをよそに無一郎はごくりと固唾を飲み込んだ。
身を捩ることにより、先程からたわわに揺れる双丘がどこか誘ってるように無一郎には見えるのだから。