第2章 ***
「ひっ、ぅ…」
「ふふ…冷たかった?でも安心して…このローション媚薬入りだから、すぐにお尻の穴が熱くなるわよ」
くすくす笑いながら入り口を撫でる。
中指の先端を食い込ませると、彼がびくりと体を震わせた。
「ぁっ…ひ…っ…」
「力を抜きなさい。そのうちお尻だけでもイけるように私が躾けてあげる…」
「はっ…、ん…」
早速媚薬が効いてきたのか、苦しそうだった彼の声が甘いものへ変わる。
私はぐちぐちと音を立てながら指を抜き差しさせた。
「…どう?良くなってきた?」
「は…い…っ…」
「それじゃあ自分で弄ってみなさい」
「…え……?」
彼の背中から下りそう命令する。
アイマスクをしていても、彼の表情が不安に歪んでいるのは容易に見てとれた。
「ほら…頭を床につけて腰はもっと高く上げるのよ」
「……、」
私の言う通り、のろのろと体勢を変える彼。
その手を恐る恐るお尻の方へ移動させる。
「たっぷり濡れてるから痛くはないでしょう?」
「ふっ…ぁ……」
「むしろもっと太い物が欲しくて堪らないんじゃない?」
媚薬の効果だろう…初めはぎこちない様子だった彼も、徐々に抜き差しさせるスピードを上げていった。
甘い声を漏らすその口からは涎が垂れている。
「本当にイイ顔をするわね…。これからオナニーする時は、ちゃんとお尻の穴も弄るのよ?」
「んっ…、は…い…っ」
「あとは好きな時にイきなさい」
「…ありがとう…ございます…っ…」
もう片方の手で彼は自分のモノを扱き始めた。
そしてあっという間に射精する。
「…気持ち良かった?」
「はぁ、はぁ……はい……」
「でもまだ…今日はこれで終わりじゃないわ」
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