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バトルをする君が好き

第4章 ホップ編


それから、俺は何度もユイと話そうとした。だが、前よりも増してユイは俺を避け続けた。

そして決勝で俺と対戦する時も、1度も目を合わせなかった。

「勝者、ユイ!!」

俺も全力で戦い、その結果が準決勝敗退…。後悔はなかった。だが、

「………っ……」

何故かボロボロと泣いていたのはユイだった。最初は喜びの涙なのかと思ったのだが、

「私は決勝を辞退します」

そうアニキに宣言したユイは、何かを決意したような…そんな顔をしていた。
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