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バトルをする君が好き

第4章 ホップ編


「あっ!! ジムリーダーのルリナさんか!!!!」

俺は思い出しポンっと手を叩いた。ルリナさんはニコッと笑う。今、ルリナさん合わせて4人でユイのカレーを食べている。ルリナさんも俺たちと同様にワイルドエリアで修行中だったらしい。

「へぇ。3人は幼なじみなんだ」
「あぁそうなんだぞ!!」

そして、ルリナさんは水タイプのジムリーダーであるとともに、モデルの仕事も行っている。最近はモデルの仕事が忙しいらしいのだが、俺達が予定しているジムチャレンジの日はちょうど空いている日らしい。

「私も貴方のお兄さん…ダンデと同期よ。ソニアやキバナ…最後のジムチャレンジね…その3人とも今でも腐れ縁でやってるわ」
「そうなんですか?」

それには、マサルが珍しく食いつき、主にアニキの話で盛り上がった。

「あー!! 久々に楽しい昼食だった!! ありがとね」

ルリナさんはそう言うと、モデルの仕事があるらしく、ここでお別れ。

「仕事なら仕方がないな…でも、またアニキの話、聞かせて欲しいぞ!! な、マサル、ユイ!!」

「はい。特にダンデさんが迷った話など聞きたいです」
「……楽しかったです。また聞かせてください」

ハキハキと目を輝かせるマサルとは対照的に。少し元気がないユイ。ルリナさんが帰った後も、俯きかげんの様子だった。
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