第1章 kaho様リクエスト
今度こそ、しっかりと膣口に性器が触れグッと腰が押し進められる。指なんかよりずっと太くて、熱くて、硬い。男の性が、内壁を擦りながら入って来る感覚に背中がビリビリと震え、耐え難い快感にボロボロと涙が頬を流れた。
「あ、あぁっ……おっき…!」
「はぁ……。」
浅く短い吐息を漏らす藍染様が、とても色っぽくて心臓がドキドキと高鳴る。私は無意識に彼の背中へと腕を回していた。衣服越しだけれど、温かい。
軈て彼の性器が根元まで埋められる。子宮にまで届きそうな長さに、背中へ回した手で縋るように服を掴んだ。イきそうになっていた所にこの質量を捩じ込まれて、気を抜いたら直ぐに達してしまいそう。苦しくて、それ以上に気持ちいい。
「動いて、下さい…!藍染様の、好きなようにしてくだひゃ……あんっ!」
「勿論、そうさせてもらうよ。」
「あっ、あっ、ふぁ!」
弛緩に腰が引かれていくかと思うと腰を掴まれ一気に奥まで穿たれる。チカッ、と一瞬視界が霞んだ。藍染様は腰を引いては無遠慮に腰を打ち付け何度も抽挿を繰り返す。辺りには互いの体液が飛び散り肌同士がぶつかる乾いた音が幾度と響く。
「は…ッ、イく前だったからか、締りが良いな。」
「ぅあっ、あぁッ…奥、ばっかりだめ…!」
「君は奥を突かれる方が好きだろう。」
「ひぁんっ!」
姿勢を低くした藍染様は私の両手を取り指を絡めベッドへ押し付け更に奥を目指す様に強く腰を打ち付けた。子宮口までコツン、と先端がぶつかりイきそうになる。でも、まだ繋がっていたくて何とか耐えれば今度は焦らすように腰を引いてぐちゅぐちゅと入口の箇所で浅く腰を揺すられる。
「ここは?どうだい。」
「あっ、あっ、足り、ない…です…!奥、もっと…!」
「我儘だな。最初から素直になればいいというものを。」
「ごめな、さ……ッ、ンンン!!」
「ッ……そんなに強く、締め付けられると私までイきそうになる。」
「も、無理…!イっちゃ…!」
ズン、と奥まで侵入して来た性器に身体が弓なりになる。焦らされた分その刺激があまりに強く感じてしまいガクガクと身体が震えた。途端に、膣に力が入ってしまったせいか彼も少しだけ険しそうな顔に変わる。ポタリと汗が私の胸元に落ちた。