第1章 kaho様リクエスト
私の愛液を纏った指先がゆっくりとナカへ侵入してくる。ゾクゾクと甘く切ない快感が響く。
「1本しか挿れていないというのに、酷く狭いな。」
「んぅ、あ…ぁあっ…!あい、ぜんさまの指っ…気持ち良い…!」
「そんなに締め付けなくても、抜かないよ。」
「ふぁ……ッんん…あっ、ゃ!」
くちゅくちゅと音を出しながら抽挿を繰り返す指が付け根まで埋められる度無意識に膣に力が篭った。数度出し入れされていた指先が突然太さを増して、圧迫感に伸ばした足の先が丸まる。
「今何本入っているか分かるかい?」
「はっ……ぅ、3、本…?」
「正解だ。」
「あっ、あっ!激し…あいぜ、さま…!!」
「矢張り、いつにも増して感度が良いらしいな。」
弛緩にピストンを繰り返していた指が中で翻され膣壁を拡げる感覚に快感が増す。少しずつ出し入れする速さが上がってくるとそれに伴い絶頂感もじわじわと高まって来た。腹側の敏感な箇所をグリグリと指で押し上げられ声にならない嬌声が自分の口から零れる。
「あんッ、あっ…んあッ、イッちゃ…!」
「まだだ。」
「ふぁ……?」
もう少しで、イきそう。そんな絶頂間近に一気に指が引き抜かれた。どうしようもない喪失感に膣がはくはくと開閉をする。
「どうした?物足りない声を出して。」
「はっ……ぁ…藍染、様…。」
「どうして欲しいのか言うんだ。。強請り方も、教えただろう。」
拘束されていた手が解かれ、目隠しも取られる。部屋は暗い方ではあるがそれでも目隠し後だと眩しい。瞳を細め私は数秒ぼうっと天井を見上げてから、膝を立て足を開き両手を自分の秘部へ持っていくと親指で花弁を広げた。こんな恥ずかしい、はしたない格好したくないのに。したくないのに、身体が疼いて仕方がない。
「藍染、様の…おち……ん、ちんで…私の中をぐちゃぐちゃにして、下さい…!」
「ふふ…本当に君は愛らしいな。そして愚かだ。」
そう言って藍染様は私の片脚を持ち上げ太腿へと口付けた。
広げた足の間に彼の身体が割り込む。既に1度射精した筈の性器は再び熱を取り戻しており、その先端が宛てがわれる。
体液同士を混ぜるように表面を擦る度、陰核に触れてぴくりと肩が揺れた。
「意地悪、しないで挿れて下さ…!」
「分かっているよ。」