第1章 kaho様リクエスト
「それは意外だな。あれだけ嫉妬心に満ちた眼差しをしていたのに。」
グリムジョー様は、私に手は出さない。当たり前だ、私はただの従属官なのだから。それが正しい。しかし他人にとやかく言われるのは存外、気分のいいものでは無い。
何度も唾液を落とし滑りの良くなった藍染様の性器は緩く熱を持ち始める。何度見ても、この人のは大きいと思う。他の男のものを見たことあるのかと聞かれれば、ないけれど。小さく唇を開き、ぱくりと先端を含む。皮を引き攣らせ、淫猥な音を立てながら竿を握る手を上下させつつ舌先で鈴口を舐った。味は無い。視線を持ち上げると、藍染様と目が合う。彼の手が、私の後頭部を撫でた。
「そのまま、喉まで咥えるんだ。」
「は、い……ッ、んぅ……ふ……。」
「ッ……ん。」
舌腹でくるくると先端を舐めていると、性器は完全に芯を持ち支えなくてもピンと立ち上がる。言われるがまま、舌を竿にピタリと添え奥へ奥へと飲み込んでいく。熱くて、先端から滲む先走りが舌に絡み付く。藍染様の、匂い。太く長いソレを咥え込むのは少し苦しくて、頭を引こうとするが添えられた手がそれを許さない。
「んぐッ……!う、うぅッ…!」
「離していいと私は言っていないよ。ほら、まだ奥まで入るだろう?」
「あ゛っ……う…んんッ!」
頭を無理矢理引き付けられ、ぐり、と先端が喉奥を容赦無く突き上げる。支えられた状態で、奥まった箇所を浅く突かれては嗚咽が漏れ生理的に涙が滲む。噎せ返るほど濃い男の匂いと苦しさに頭がどうにかなりそうだ。
呼吸が出来なくて、必死に頭を離そうと彼の太腿に手を添え押し返す。数秒して漸く解放されれば、勢い良く性器から頭を引いた。唾液と先走りの混ざった体液が、舌先と性とを繋ぐ。
「けほっ…!はっ……は…!」
「休む暇等与えていない。口を開け。」
「申し訳…っん!!」
必死で酸素を取り込んでいる最中、鼻を摘まれ再び咥内に性器が押し込まれた。思わず歯を立ててしまいそうになるのを堪えるが、目の前がチカチカと白飛びしそうになる。
この男は泣こうが喚こうが絶対に辞めない。寧ろ喜んで更に意地の悪い事をしてくる。それならば、私は抵抗せず何もかも受け入れるだけだ。
唇を窄め彼が腰を揺する動きに合わせ唾液をたっぷりと性器に絡め、じゅぷじゅぷと音を立てながら頭を前後に揺すった。
「んッ!んッ…!」