第2章 marking 微®️
「そんな蕩けた顔で否定されてもな」
頬を紅潮させて荒く肩で息をしている心春の姿は艶めかしく、リヴァイの欲を更に掻き立てる
「悦がらせてやるよ。お前が繋がれていたいと思うくらいにな!」
「なっ...!」
その言葉により更に紅潮した心春の頬を撫で、首筋、鎖骨へと厭らしく指を滑らせていく
その途中、首元に甘く噛み付くとそのまま吸い上げる
チリッとした痛みに心春はビクンと反応する
「んっ... 今、何した、の?」
「マーキングだ。」
表情を変えずに視線だけをこちらに向けて淡々と答えるリヴァイ
吸い上げられた部分には紅い花が咲いている
「事故だったとしても、他の野郎の目前にお前の姿が晒されたんだ。色々勘違いされても困る。」
だから付けておいた。と更に淡々と続ける
「だからってこんな目立つころに...!」
「お前は俺の女だって、周りに分からせるにはこれが手っ取り早い。だろ?」
「リヴァイは良くても私がっ!」
「ガキがピーピー喚くんじゃねぇ。」
馬鹿リヴァイ!!と殴ってやりたいところだが、生憎今は手が拘束されている為、頬をふくらませて睨むくらいしか抵抗が出来ない
そんな心春の微々たる抵抗はするりとかわされ
いきなり布越しに柔らかい膨らみを掴まれる
「ぁんっ...あっ...」
突然の甘い刺激に小さく身体が跳ねる
リヴァイはその柔らかな双丘の形を確かめるように包み込むと、慣れた手つきでシャツのボタンを外していった