第3章 stick to ®️
「...んぁぁっ!!」
いきなり咥えきれない程の
異物感に表情を歪ませるが
恋い慕うリヴァイのものだと想うと
意図せずとも身体が求めるように
きゅうと愛しそうに締め付ける
「中っ...狭ぇんだよ...っ」
まだ挿れただけだってのにーーー
求めるようにきゅうと締め付けられれば
込み上げる欲が押されられなくなりそうで
リヴァイは軽く目眩を覚える
「動くぞ」
「んあ"っ、んっ、はぁ...!」
吸い付くような内壁を押し広げながら
ゆっくりと出し入れを繰り返す
クチュ クチュと打ち付ける度に愛液が溢れ出る
呼吸は荒くお互いに余裕がない事が見て取れた
身体を屈めると挿入が深くなり
心春の喘ぐ声も艶めかしく上擦った
「ぁん"っ、あっ...ゃあっ...!」
「...はぁっ」
律動を繰り返し時折、膣内を味わうように
腰を回して円を描くようにねっとりと擦り付ける
パンッパンッ
月明かりが照らす室内に
肌と肌がぶつかる乾いた音が響く
「やっ、もぅっ...むりっ、ぃクッーーー」
ビクンッ ビクンッーーー
言葉を紡ぎ終わらないうちに
心春は紅く火照った身体を仰け反らせて
再び絶頂を迎えたーーー
「逝くのを許可した覚えはないが...心春」
押寄せる快感に顔を歪め息を切らす心春の額に
汗が滲んでいるのが見える
熱の篭った瞳は潤み余裕が無さそうに震えていた
「ごめ...な、さ....」
「まあいいーーー」
リヴァイはそっと口付けを落とすと
無言で律動のスピードを早める
「あ"ぁんっ...! まだ逝った...ばっかりっ」
パンッ パンッ
「ゃっ、あんっ...! 気持ちぃとこ...当たっちゃぅ!」
絶頂を迎えたばかりの身体は
止まない快感に支配されて甘く痺れる
腰を浮かせて蜜壷の上壁を擦られると
ビリビリと脳天から快感が落ちてくるようだ
逝ったばかりの身体の奥から
またすぐにジンジンと上り詰めるような
甘い感覚が湧いてくる
それを受け入れるように足の先にまで
力が入りピンと伸ばす
気持ち良くて堪らないーーー