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【刀剣乱舞】*恋みくじ*【R18短編集】

第4章 ◆例の部屋(鶴丸国永)



「主っ…? えっ、泣いてんのか…!?」

ぐすっ、ぐすっ、とむせ返り鼻をすする音も聞こえてきて、鶴丸は慌てて彼女の顔を確認する。

すると、目から大粒の涙を流し、さっきまでの泣きべそとは明らかに違う泣き顔の彼女がいた。

「…ぅうっ…う…鶴丸さん…」

「えぇぇっ…? わ、悪かったよ…そんなに嫌だったのか…?」

「……もういいです…夜伽って、私のナカに鶴丸さんのを入れることなんでしょう…? なら、もうそうして下さい……」

いきなりさっさと終わらせろと言わんばかりの命令をされ、さすがの鶴丸もショックを隠せない。

「なんだよ…そんな可愛げないこと言わなくてもいいだろ…」

眉をひそめて不満を言った鶴丸。

主はそんな彼に切ない表情を向けながら、涙声で訴えた。

「……だって、これ以上されたらっ、私……」

「…なんだよ」

「これ以上されたら………………鶴丸さんのこと好きになっちゃうよぉぉ……」

鶴丸はポカンと口を開けた。

間の抜けた顔になるが、彼女に言われた意味を理解すると、すぐに情熱的な顔に戻る。

(『好きになっちゃう』って………そりゃ反則だろ主っ……!)

これ以上ないほどグッときた彼は興奮気味に、主の割れ目に先っぽを擦りながら返事をする。

「……好きになれよっ…」

「鶴丸さんっ…!?」

「分かってるか…? 主。そんなこと言ってるってことはなぁ、もう好きになってるってことだっ…!」

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