第4章 ◆例の部屋(鶴丸国永)
言い放った鶴丸は彼女に襲いかかり、唇にかぶりつく。
貪るような口づけをしながら、トロトロの彼女の割れ目に自身を擦り付けた。
「んっ…ん、つるまる、さっ……」
「…主っ…」
─ぬちゅっ…ぬちゅっ…─
「あっ…あんっ…やっ…入っちゃぅ、入っちゃうぅ…」
「入れるんだよっ…いくぞっ…」
─ぐちゅっ…─
「ぁああんっ…あっ…」
分からず屋の彼女に乱暴にしたいところだが、力強くも優しく動かす鶴丸。
そんな彼に掴まりながら、主は動きに合わせて甘い声を上げだした。
─ぐちゅっ…ぐちゅっ…─
「あっ…あっ…あっ…!」
「くっ…すごいな、絡み付いてくるぞっ…っ…」
言葉どおり、ほぐれた主のナカは容赦なく鶴丸のモノに絡み付く。
腰を揺らすたびに、立派なベッドがギッ、ギッ、と 音を立てていた。
主のナカの気持ち良さに溶けそうになりながら、鶴丸は愛しそうに彼女の手を握った。
─ぱちゅっ…ぱちゅっ…─
「ハァッ…ハァッ……好きだ、主っ…」
「あっ…あっ…う、うそぉっ…」
「嘘なもんかっ…」
主も手を握り返し、ふたりは繋いだ手に力を込め、絶頂へと向かっていく。
─ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ…─
「あっ…あっあっ…鶴丸さんっ…鶴丸さんっ…!」
「くっ…主っ……あっあっ…あっ…ああっ…───っ…!」
鶴丸は大きくのけ反って果てた後、主の上に倒れて沈み込む。
二人はしばらく身体を繋げたまま、はぁ、はぁ、と熱い息をしていた。