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【刀剣乱舞】*恋みくじ*【R18短編集】

第2章 ◆大切な人(膝丸)



「…ハァ…ハァ…あるじ……すまない…」

それはナカで出したことに対してだろうか。

長い付き合いの中で、私に出しても大丈夫な日を把握している膝丸さんは、謝ったところで最初からそのつもりだったはず。

もう…とほんの少し呆れつつ、また膝丸さんのものにされてしまったと思うと、身も心も震えて仕方なかった。


「…膝丸さん…」

自分から後ろにひねって口づけをねだると、彼は横から顔を持ってきてくれて、優しく口づけてくれた。

─ちゅ…ちゅ…─

「…ん…」

後ろからの口づけだったのに、やがて膝丸さんは私を仰向けにさせ、本格的に奥まで口づける。

「はぁ…主…」

「今日の膝丸さん…すごくえっちでした…」

「……言うな」

照れ隠しにまた口を塞がれると、私たちは気が済むまでそれを止めなかった。




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