第1章 ◆若返り(三日月宗近)
三日月は腰を沈めていく。
彼女のナカは狭いが、蜜で溢れて容易に形を受け入れていった。
「…っ…」
余裕がない、というのをついに顔にも出した三日月。
続いてゆっくりと抜き差しを始め、それでも主が痛がらない様子を確認した三日月は、さらに速度を上げていく。
─ぬちゅっ…ぬちゅっ…─
「あっ…三日月、さんっ…これ、すごいっ…気持ちいい、かもっ…」
「…そうかっ…それは、良かったっ…」
─ぐちゅっ…ぐちゅっ…─
「はぁっ…はぁっ…もっと、激しくても…大丈夫、です…」
三日月は彼女が言い出した提案にすぐに乗り、あっという間に腰の動きを激しくした。
やはり激しくするほど快感は増していく。
そのどうしようもない真実には勝てず、三日月はさらなる高みを求めて彼女のナカを自身で耕した。
「主っ…見ろっ…俺のモノを、こんなにも簡単に飲み込んでいるぞっ…」
「やっ…あっ…そんなこと、言わないでっ…」
「まるで、俺のために造られたかのような体でっ…そんなに待ち望んでいたのかっ…?」
この問いには賛成できなかった。
彼女が今まで、彼とここまでの行為を待ち望んでいたかと言えばそれは嘘になる。
しかし、貫かれて初めて彼女は思った。
身体が三日月を求めていたこと。