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【刀剣乱舞】*恋みくじ*【R18短編集】

第1章 ◆若返り(三日月宗近)



されるがままに受け入れていた主は、ぼんやりと三日月の顔を見つめていた。

蒼暗い彼の髪や、涼しげな瞳、伏せられた睫毛が、こんなに近くで揺れている。

「…三日月さん…綺麗…」

彼女はつい、そう呟いていた。

三日月は指の動きを止め、彼女の顔を見る。

主の潤んだ瞳には、もうこの先のことは三日月に委ねようという、彼への信頼が表れていた。

それは三日月の心を、何より震わせた。

「…主。…煽るな…」

彼は消え入りそうな声だった。
神妙な眼差し、額から落ちてくる一筋の汗。

その汗が顔から流れ落ちたとき、それが彼の理性が途切れる合図だった。

彼は口づけし、舌をねじ込んでから、主の体を押さえつける。

「もう待てぬっ…。悪い、入れるぞっ」

指は抜かれ、すぐに彼の腰が迫ってくる。

彼女はもう覚悟を決めていた。
痛くともかまわない。
三日月が相手なら怖くない。

─ぐちゅ…─

「……んっ…あ…」

先っぽが入る。

主にとってはこれだけではよく分からない感覚だったが、挿入している三日月にとっては、思わず声を出すほどの快感だった。

彼は徐々に根本まで収めていく。

「……あるじっ…良いなこれは…さすがに、余裕がない…」

それは『動いていいか』と許可を求めたのであり、彼女もそれを察して頷いた。

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