第4章 反則です…
(どうしたんだろう?)
私はわからずしばらく待っていた。
(でも、団長ちゃんと食べてくれた!しかもキスして…///////恥ずかしい…凄いドキドキするのに団長は全然ブレない…やっぱりこんなの慣れてるのかな…?)少し不安になるが、考えていても仕方がない。私はエルヴィンの後ろ姿を見つめていた。
(あの背中に抱きついたらどうなるんだろう…髪の毛乾かしてみたいな…彼女になれたら幸せなんだろうな、あ、団長こっちに来た、なんか微笑んでる…瞳も美しい…ん?なんか喋ってる?よくわかんないけど…)
「…にょほん、にょほん?起きてるか?おーい」
エルヴィンが私の顔を覗き込んだ。
「…えへ…
あ、あ!団長、どうしました?」
(しまった、一瞬寝てしまった…)
「今日の昼頃、兵舎の外で花を取ってきたのだが、貰ってくれないか?バレンタインのお返しはまた後ほどするが、」
と言って白い花を1つ私に差し出した。
「え、団長、いいんですか?貰っても」
「あぁ、今日は男性が女性に感謝の気持ちを込めて花を送る日でもあるそうだ。」
と、私に花をくれた。
「ありがとうございます!(なんかロマンチック…嬉しいな)大切に育てます。」
私は嬉しかった。団長から花が貰えるなんて。
「私は花の名前などよく分からないが……」
「確か、カモミールというお花です。花言葉は、えっと…あ!、そうだ、苦難の中の力、逆境に耐える。だったと思います!私の好きな小説にこの花が書いてありました。なんか私達の今生きている証のようなものが感じられますね…」
と呟いた。
「あぁ、そうだな…いつ巨人が来るか分からない。だが、今を精一杯生きる。生きていることに感謝しなければならない。か」
と、エルヴィンも呟いた。
「今日はチョコを食べて頂き、ありがとうございました。
とても楽しかったです!それからカミツレもありがとうございます!大事に育てます。」そう言って帰ろうとした。
すると、エルヴィンが後ろから抱きついてきて、耳元で
「にょほん、今日はありがとう。とても楽しませてもらったよ。」と囁いてきた。
団長独特のの男っぽい色っぽい匂いがする。心地よく、眠ってしまいそうだ。ずっとこのままがいい…
そう思ったが
…
「エルヴィーンいるぅ?」
と、ハンジの声が聞こえてきた。