第4章 反則です…
「そこに立ってるだけじゃ疲れるだろ。私の隣に座りなさい。」
と私に言った。
「あ、はい…//」
(団長の隣に座るの?緊張して間が持たないです…深呼吸…深呼吸…)
そう言ってエルヴィンの隣に座った。
近い。とても近い。私とエルヴィンの距離は拳1つ分間があるくらいだ。心臓の音が飛び出そうなくらいだ。
「先に頂いてもいいかな?」
とエルヴィンが言ったから私はすかさず
「はい!どうぞ!団長の為に作ったんですから!」
と言った。
もぐもぐ
もぐもぐ
「おぉ、これは初めて食べる味だな?すごくもちもちしているな」
と、不思議そうに言った。
「そうなんですか、これはチョコ餅といって、主に餅とチョコがメインで作られているんですよ。味見してみるとめっちゃもちもちしてました!」というと、エルヴィンが
「1つ食べるか?」と、
だが、これはエルヴィンのものである。
「いえ!私は大丈夫です!食べたので…」
「私一人では食べきれないな…この量は」
と言って私の口に半分チョコ餅を咥えさせた。
そして半分をエルヴィンが咥えた。
(まってまって、団長も一緒に!?これじゃポッキーゲームならぬチョコ餅ゲームなのか!?早く食べなきゃ!!でも息ができない、めっちゃドキドキするよぉ…)私はとてもドキドキしている。
とても距離が近い。鼻息があたりそう…
エルヴィンは一旦唇を離して咥えている餅を引っ張った。
そしてまた重ねた。
エルヴィンの体温が伝わってくる。とても暖かくて唇は柔らかい。
(近い近い!しかも団長の温もりが伝わってくる…これ私の鼓動めっちゃ伝わってるよね!?落ち着けー!)
もう耐えられなくて声を出してしまった。
「///////ぁあっ、…だ、団長…近い…れ…す……はァ」
私は唇を離して呼吸を整えた。
「少しやりすぎたか、すまない。でもとても美味しかったぞ。
チョコ餅は少し苦いがにょほんの唇が甘く丁度いい味だった。(とてもいい反応をするな)」そう言って私の頭を撫でてくれた。
「…///////(とても恥ずかしい…
期待してもいいですか?)」
「にょほん、ちょっと待っててくれないか?お返しは出来ないが、少し渡したい物がある。」