第4章 反則です…
ドキドキしながら部屋に入った。
すぐそこのソファには団長が座っていた。
お風呂に入った後なのか、髪の毛が濡れていた。
絵になる感じがした。
(団長…美しい…!!金色の髪から滴り落ちるその水滴を食べたいです!そしてその体…服が小さいのか胸板がわかります!これがoffの時の団長の姿ですか…見とれてしまった…いや、見てはいけない物を見てしまった感じだ////)
とにかく団長と2人きりが恥ずかしくて私は急いで話し始めた。
「えっと、今日はバレンタインでしたよね…それで団長にもお世話になっていると思ったのでチョコを作ってきたんですが、あまり見つからなくて
…それで馬小屋に行ったら団長がいたのでその時渡そうと思ったのですが部屋に忘れてしまって…それでこんな時間になってしまいました。
遅くなってすいません!」
と、早口で先走ってしまった。
「へぇ、わざわざ私のために作ってくれたんだ…
それにしても馬小屋へ来て忘れていることに気づくとは面白いね…ふっ…すまない、笑ってしまった…でも、ありがとう。」
と、エルヴィンが微笑みかけてきた。
「あ!いえ、貰ってくれてありがとうございます!!団長は沢山チョコを貰えると思うので要らなかったら捨ててもらって大丈夫です!用も済んだことだし私はこの辺で失礼させていただきます!」
と言って帰ろうとした。
すると、
「にょほん、ちょっと待ってくれないか?すこし話がしたい。」
と、声を掛けられた。
「…あ、はい。」私は帰るきでいたから引き止められて少し困惑した。
「チョコをわざわざ作ってくれたんだろ?それを私が捨てるとでも思うか?あと、私が貰ったチョコはさっきリヴァイに上げたよ。リヴァイが部下達に上げてくれるらしい。
せっかく作ったんだからそんなことは言わないでくれ。」
と、少し切なげに言ってくれた。
(団長って優しいんだな…こんなこと言ってくれるなんて。
ていうか、そんなに貰って全部兵長に上げるんだ。凄い、しかも部下に分け与えるなんて…さすがです。)
「ありがとうございます…」
とだけ言って私は俯いていた。
正面は見れない…心臓がもたないから…