第1章 リッパー|♦無自覚
『ジャックさん…激しすぎです…』
「つい、貴女が可愛らしくて
加減が出来ませんでした…」
よしよし、との頭を
優しく撫でるリッパー
ジャックさん…好きぃ…
と小さな声で呟くと
私も好きですよ、
応えてくれる
暗闇のお陰で彼と気持ちが通じたから
怖かったけど、感謝しなくちゃ
なんて考えていたら段々と
眠気と疲れが襲ってきて
いつの間にか、眠っていた
すー…すー…
「おやおや、寝てしまいましたか…
私が無理をさせたから
疲れたんでしょうねえ…。」
ゆっくり眠りなさい
おやすみ、可愛い
おでこにキスをし、
彼女に毛布をかけて私も寝るとしよう
愛しています、
を抱きしめながら眠りについた
-END