第4章 リッパー|ミルクとたっぷりのお砂糖
嫌じゃないというの言葉と
火照った頬を見て、
本能的にを押し倒したくなるが
抑えるリッパー
「ゆっくり、これから慣れたらいいんですよ。
嫌というほど、してあげますからね、」
自分にも言い聞かせるようにの
髪に口付けを落とす
『や、優しくしてくださいね?』
痛いのは嫌ですから!と何だか
斜め上の回答を貰ったが
らしいな、と笑みがこぼれる
「痛くしませんよ、大事なですから」
『は、はい…ありがとうございます』
また頬が火照る
これは慣れるまでに長い時間が必要そうだな、と
頭の中で考えていた事をは知る由もない
ポンポン、との頭を撫で
紅茶でも飲みましょうかね、と声を掛けると
飲みます!と元気よく帰ってきた返事を
後ろに聞きながら、紅茶の準備を進めた
心做しか、と一緒に飲む
紅茶はいつもよりも美味しく感じた
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