第22章 ヒーローインターン
*緑谷side
「お前の方は、インターン順調か?」
『うん、良い感じ!
ちょうど政治関係の大きいイベントがあるみたいで、ちょっと慌ただしいけど、やりがいがあって楽しい!』
「そうか...それなら良かった。
ところで、今そっちは何時だ?」
『ちょうどお昼の12時くらい、ランチ休憩中だよ。』
「そっか、この電話、今海外と繋がってるんだ...!なんかすごい...!」
『あははっ、それお茶子も同じこと言ってたよ。さすがのお2人さんだね。』
「えっ、うっ、ううう麗日さんとも電話したんだね...!?」
『デクくん落ち着いて』
「リョウ、いつ日本に帰ってくるんだ?」
『週末には帰る予定だよ』
「そうか、空港着いたら連絡しろよ。迎え行くから。」
『ほんと?荷物多いからありがたい〜!
あっ、みんな、お土産何が良い?』
会話の途中から、僕と飯田くんはなんとなく空気を読んで、轟くんとリョウちゃんが話している様子を傍観することにした。