第13章 職場体験
ミ「そろそろ出来た人から発表してね!」
発表形式なの!?緊張するな~。
すると、優雅が前に出てきた。
青「行くよ。……輝きヒーロー、“I can not stop twinkling”、訳してキラキラが止められないよ!」
短文!!優雅らしいけど……
それからどんどん発表が進んでいき、
ミ「それじゃ、次は椿さんね。」
ウチは前に出て小さく深呼吸をした。
名前なんかとうの昔に決まっている。約束だもんね、鼎姉。
『ウチのヒーロー名はこれです。』
ミ「カナデ。」
ミッドナイト先生が言うと出久と勝己が驚いた表情をした。
そりゃそうか、二人にとってはよく知っている名前だもんね。
峰「緑谷?どうかしたのか?」
緑「う、ううん。何でもないよ。」
ミ「どうしてか、教えてくれる?」
『はい。これは……ウチにこのブレスレットをくれた大切な人が考えてくれた名前なんです。
だから、ウチはこの名前に恥じないようなヒーローになります。』
ミ「そういうのいいわね!じゃ、次の人、発表してちょうだい。」
最後、出久の番になり彼が考えた名前は“デク”だった。
彼は真っ直ぐ前を見る。
緑「これが僕のヒーロー名です!」