第11章 救助訓練
『とりあえず、急いで止血しないと!』
僕が止血しようとすると
爆「どけ。クソデク。」
かっちゃんが僕を押し退け葵ちゃんの止血をし始める。
爆「………何で、あん時庇った?」
「う~ん。借りを返したかっただけだよ……。
ワープゲートで飛ばされそうになったとき手を引っ張ってくれたでしょ……?
それだけだよ…。」
葵ちゃんがそう言うとかっちゃんはそれ以上何も聞かなかった。
応急措置が終わり、葵ちゃんを近くの安全な場所に運ぶ。
轟「大丈夫か?葵?」
「うん。さっき勝己に応急措置してもらったし。」
『無理しないでよ。』
「わかってるよ。」
僕達はヴィランと向かい合う。
轟「3対5だ。」
『モヤの弱点はかっちゃんが暴いた!』
切「とんでもねえ奴らだが俺らでオールマイトのサポートをすりゃ…
撃退出来る!」
オ「ダメだ!逃げなさい!」
轟「さっき俺がサポート入らなけりゃ、やばかったでしょう。」
『オールマイト、血……
それに時間だってないはずじゃ……』
オ「それはそれだ。轟少年!ありがとな!
しかし大丈夫!プロの本気を見ていなさい!」
死「脳無、黒霧、やれ。俺はアイツを奪ってくる。
クリアして帰ろう…!」
ヴィランが僕達に向かってくる。