• テキストサイズ

死神は何を想うのか……【僕のヒーローアカデミア】

第9章 戦闘訓練


順番が進んでいき、最後、ウチの番だ。相手はBチーム、焦凍と目蔵のチームだ。


『よろしくな。焦凍!目蔵!』


轟「あぁ。」


障「よろしく頼む。」


オ「椿少女!敵側かヒーロー側、どちらにするのかな?」


『それじゃあ、敵側で。』


ウチは先に建物の中に入った。ウチが敵側を選んだのには、理由がある。
もちろん、敵側の思考を学ぶ為もあるがそれとは別にもう1つ、
きっと焦凍たちは同じ手段で核を回収するだろう。


それを逆手に取ってこっちが勝つという安直な方法だ。


そうして訓練が始まった。案の定、辺りが冷えだし、氷が現れた。


『“溶けろ”』


核とウチの周りにあった氷は溶け、少し待っていると、焦凍と目蔵が部屋に入ってきた。


轟「予想通り、あれだけじゃやられないか。」


『まぁ、当たり前でしょ。』


障「わるいが、核は回収させてもらうぞ。」


『別に良いよ!』


轟・障「「は?」」


『うん、だから別に良いよって言ってるの。この部屋に核があるんならね。』


二人はようやく気づいたようだ。核がこの部屋に無いことに。
ちなみに核は今いる部屋の反対側にある、だけど時間もあと少しの状況で二人を足止めすればいい。


『“動くな”』


すると、二人は動かなくなって、時間が刻々と近づき、


オ「タイムアップ!敵側の勝利!」
/ 133ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp