第6章 再会
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いつもなら出久と一緒に帰るのだか、今日は用事があって帰れないことを伝えようと振り向いたら
勝己が出久のノートを爆発させた。
そのままノートを捨てようと外に放り出されたのをウチがキャッチすると勝己にまた睨まれた。
勝「チッ。まー、つーわけで一応さ。雄英受けるなナードくん」
と手を置かれた出久の肩からは煙が出ていた。勝己は去り際に
勝「そんなにヒーローに就きてんなら効率良い方法あるぜ。
来世は個性が宿ると信じて屋上からのワンチャンダイブ!」
怒ったウチは勝己の胸ぐらを掴んだ。
『勝己、それは言い過ぎだぞ。』
勝己はウチの手を払い、“テメーにはぜってぇ負けねぇ”と言って、去った。
『出久。これ直した方がいい?』
緑「いや、大丈夫だよ。取ってくれてありがとう。」
『別にいいよ。あっ、後さ今日、用事あって一緒に帰れないんだ。ごめん。』
緑「わかったよ。じゃあ、葵ちゃん、またね。」
『うん。じゃーな。』
出久はウチに手を振りながら帰っていった。
まぁ、用事って言っても今日の夕飯買うだけなんだけど付き合わせたら悪いし。
ウチはそのままスーパーに寄って夕飯の材料を買っていった。