第14章 その後
轟「規則守って見殺しにするべきだったて!
結果オーライであれば規則などウヤムヤで良いと?
人をっ……、助けるのがヒーローの仕事だろ。」
『焦凍………』
面「だから…、君は“卵”だ。まったく……
良い教育をしてるワンね。雄英も……、エンデヴァーも。」
轟「この犬……!」
飯「やめたまえ!最もな話だ!」
グ「まぁ、待て。話は最後まで聞け。」
面「以上が………、警察としての意見。
で、処分云々はあくまで“公表すれば”の話だワン。
公表すれば世論は君らを誉め称えるが処罰は免れない。
一方で汚い話、公表しない場合ヒーロー殺しの火傷跡からエンデヴァーを功労者として擁立してしまえるワン。
幸い目撃者は極めて限られている。この違反はここで握り潰せるんだワン。
だが、君達の英断と功績も誰にも知られることはない。
どっちがいい?一人の人間としては……
前途ある若者の“偉大なる過ち”にケチをつけさせたくないんだワン。」
マ「まぁ、どの道、監督不行届きで俺らは責任取らないとだしな。」