第3章 名前
そう私が言うとオールマイトさんの目は大きく見開かれた。
オ「それは、どういうことかな?」
『言葉通り、私の娘としてこの子を預かりたいんです。』
すると、オールマイトさんは
オ「こんなことは、言いたくないんだがその子はヴィランのアジトにいたんだ。もしかしたら、その子はヴィランの仲間の可能性があるかもしれない。」
『確かに、この子はあの時あの場所にいました。けれど……』
私と話していたときのこの子の瞳は、純真無垢のただ独りぼっちが寂しい幼子に見えた。だから
『この子は、何も悪くないと思うんです。瞳を見れば、わかります。もし、この子に危険が及ぶのなら私が守ります。だから、お願いします!オールマイトさん!』
私は、頭を下げてお願いをした。