第9章 であい
ガチャ···
「··着替えました」
なぜ、
「とても似合ってますよ妻よ」
魔界に連れて来られた···
じわっ
(やば···涙浮かぶ)
「ありがとうございます」
手を引かれ連れていかれた部屋にまちうけるのは
ガチャ
「おや?貴女が龍彦の妻ですか?」
「結局エサにしなかったんだ、ふーん可愛いね」
(誰ですか··!)
「まぁまぁ2人とも妻が怖がるからそこまでに」
ずずい
「君の名前は?人間界から来たんだよね?料理とか得意?」
「ぇ、と···その···(怖い··でも話は分かる人かな?)」
「あー、名前も無しにいきなりは困るよね!私は悪魔の主太宰治だよ、後ろにいるのは」
「魔族の主フョードル・ドストエフスキーです、親しくフェージャと呼んでくださいね」