第2章 ゆれたゆれた
ほかぁ
(よし!完了、お昼前に1度···)
しゅるしゅる··パサッ
ぱかっ···ぬりぬり
(傷も良くなったな···確か屋敷近くに海があったな~事務所に車椅子あったから明日あたり···)
じー···
(本当に私より小さい背丈、私が怖くないのか)
「澁澤さん、後ろ失礼しますね」
やはり後ろだけは大変···
髪の毛は三つ編みや動きやすい頭にしてるがたまにフェージャに言われるんだよね。
ーーー····
「何か龍彦が女に見えます」
「頑張りすぎました」
※ツインテール
ぷるぷる
(コレクターである私が····!?)
ーーー······
ぱちん
「はい、出来上がりましたよ!痛くありませんか?」
「いいえ、天音」
「はい?」
「私の傷を見て何とも思わないんですか?」
「····お昼にしましょ」
(間が、あいた)