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ドラコニアの夢 -憂-

第40章 ばばば



ぼわわっ
(ん?··気のせいか?)

天音の周りが、熱い。
これが。風邪?


「し··澁澤さん?もう大丈夫ですよ··?」

「···れ」

「?」

「···いなくならないでくれ」

「ふふっ。大丈夫ですよ」

「えっ」

「寝ていれば治ります。··さっ、立ち上がりますから澁澤さん手伝ってくださいね」

べそっ
「うんん···」


ーーーー···

コトッ
「風邪引いた時に食べるのはお粥」

「何時もと違う」

「そりゃ柔らかく煮たご飯ですからね··ケホッ」

「それ食べたら治るのかい?」

ぱくっ
「治りますよ」

「ううん···(治るならいいが)」

☆☆☆

「あっ··(薬飲まなきゃ、今澁澤さんはいない)」

澁澤さんはお店に行かせた。

(ヨコハマにいた時と同じようで同じじゃない)

紅葉さんから頂いた薬を飲もうとしたら



PON!
「···大丈夫?」
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