第4章 Chu!
ぱたん
(確かこの部屋掃除初めてだな···見た感じ変わらない。)
机
椅子
相変わらずの宝石
ぽそっ
「ベッド····って何考えてるのよ!」
私は煩悩を消すように掃除を開始する
ーーーーー·····
ぺらっ
「さて···何を書こうか」
大体の話を見ると
※キスしないと出れない部屋
※抱き合わないと出られない部屋
※相手の好きな所を言わないと出られない部屋
(ふむ、普段私が天音にすることばかりじゃないか····普段天音が出来ない·····あっ)
すらすら
きらきら
「よし!実行だ!」
ーーーー····
ぞわわっ
(何か寒気した)
部屋掃除をしながら私は宝石を見ていた。
きらきら
(やっぱり綺麗だな···私は澁澤さんの異能力を聞いた事はない、だけどこの綺麗な宝石も異能力なんだろうな···)
コトン
(君の輝き私は好きだよ)