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3年滅組、それは問題児の集まるクラスでした。/ 鬼滅の刃

第5章 喧嘩上等





対して無言を貫いているのは三人。宇髄と不死川と冨岡だ。


(………教師の誰かにの自宅を吐かせて放課後様子でも見に行くかァ)

(………の家は学校の近くだと前に聞いた。周辺を洗えば何か自宅の手掛かりが見つかるだろうか……)


見た目からは到底読み取れないが、心中では大体似たような思考をしていた不死川と冨岡。








そして昨日の小テストが頭を掠める宇髄。


「………………」


………休みね。あれだ、見逃した。正直もうすんごい可愛いの期待してた。ま、熱なら仕方ないわな。

が学校を休んだのは初めてだ。
俺より先に欠席してやんの。なんて今日は使うことのないだろう黒板を眺めながら思う今現在。自慢じゃないがあいつが担任になってからの俺は遅刻はしても欠席ゼロの皆勤賞よ?だからまあ、珍しく休んだが気になって。考えれば考えるほど疑問が湧いて出る。あれ、一人暮らしだよな?彼氏いなかったよな?とか、熱上がってねェの?ちゃんと寝てんの?とか。水分摂れてんの?寝込んでて飯用意出来んの?とか。






…………顔、見せに来たのによ。とか。





その時、ポケットの中の携帯が震えた。何気なく手を突っ込んで出してみると、非通知の文字。


『───よお。元気にやってるか?』


押した通話の先で、ニヒルな笑みが顔を出す。


「…………あーどちらさん?申し訳ないけど番号間違えてませんかねぇ?」


ガタリ。廊下に出るため席を立って教室を出ていく。その途中、煉獄と視線が絡んだ。そのまま扉を閉めて廊下の窓際まで足を運んだ。視界一杯に映る外の景色。抜けるような青空だ。


『ククッ……相変わらずだなお前は。最近丸くなって学校に行ってるらしいじゃねぇか?』 

「なんだよお前俺のストーカーかよ気持ち悪ィな」 

『さぞかし先生の授業は楽しいんだろうなぁ……?』


………あ?
なんでお前がを知ってやがる?あいつは今日学校を休んでて………


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