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【リヴァイ】彼と彼女の最終回【進撃の巨人】

第16章 ◇15話◇彼と彼女の初回


すごくいい匂いに誘われて、はゆっくりと目を覚ます。
ワンフロアの狭い部屋は、ベッドのすぐ隣が食事をしたりするスペースになっていた。
だから、ダイニングの椅子に座って、優雅に紅茶を飲みながらパンをかじる男の姿が良く見えた。
いや、むしろ、目が合った。

「やっと起きたか、いつまで寝てやがる。クソが。」

朝からを排泄物扱いしたリヴァイは、それだけ言うと、スープを口に運んでー。
ハッとした途端、今の状況を理解出来ずに勢いよく起き上がった。

「なななな…!?なん…っ!?パパパン…、こう…ちゃ!?」
「せめて、人間の言葉を喋りやがれ、クソが。」

起きて1分も経たないうちに2度目の排泄物扱いに、文句を言ってやりたいところだった。
だが、二日酔いでガンガンして、頭を抱えて苦しむことしか出来なかった。
どうして、天敵のリヴァイがいるのか、記憶を辿るー。
そして、すぐに思い出した。

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