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夢の刃に純粋な思いを重ねて【鬼滅】

第3章 激闘の初任務





淳一が矢琶羽の顔面に蹴りを入れようとした。


「土埃を立てるな!汚ならしい!」


淳一は飛ばされてしまう。


朱紗丸の腕が生え戻ってしまい、戸惑っている花怜のところに、飛んでる淳一が衝突してきた。


「鬼狩り!お前はまず矢印の男を殺れ!毬の女は俺達と妹と先生で引き受ける!」


愈史郎の指示を受け、二人は体制を立て直し、それぞれの標的の元へ走り出した。


花怜は漫画を読んでいて、矢琶羽がキレイ好きであることを知っている。これは、成仏を促せるしかない。


「炭治郎、待って!私が話すから!」


攻撃をしようとした炭治郎を止め、花怜は矢琶羽のところにゆっくりと近付く。


「矢琶羽さんは綺麗好きですよね?未来はもっと清潔で、綺麗な街です。地面のほとんどがコンクリート、建物もガラスなどで出来ていて、ここと比べたらキレイですよ」


花怜の言葉に、矢琶羽は動きを止めた。


「未来というのは、そんなに綺麗なのか?」


矢琶羽が聞き返してきた。花怜は微笑み、頷いた。


「ここと比べたら確実ですよ。こんな汚い町に居るより、キレイな大きな街の方があなたには良いと思うんです。成仏して、新たな世界を見ませんか?」



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