【コナン】Fall in love with a girl
第3章 小学生②
上級生の男達に先に立ち向かってくれたのは、
自分の事のように怒ってくれて、涙を溜めながら俺のことを庇ってくれた
突き放しても、突き放しても
当たり前のようにそばにいてくれる
ハギも一緒だった
よりも、俺と一緒にいて虐められることもあったのに、一緒に戦ってくれた
誰よりも喧嘩なんて嫌いなくせに…
「ごめんな…」
「何言ってんの、友達がやられてんの黙って見てらんないって」
いつもそう言ってくれる
水をぶっかけられた次の日、俺とは熱を出した
「2人して仲良く寝込んでる」
見舞いにきたハギがケラケラ笑ってた
「って、強いよな…」
「そうだね、俺達が思ってる以上に強いよ、は
妬けちゃうくらいに陣平ちゃんのこと心配しちゃってさ」
「茶化すなって」
俺は次の日には熱は下がったけど、はまだ寝込んでいた
「早く元気になれよ」
「がいないとつまんねぇし」
「うん、ありがとう」
この前、上級生に立ち向かっていったと
熱を出してベットで横になってるは
別人のようだった
弱々しくて、辛そうで
を巻き込んでしまったことを後悔してる
もしも、ハギとが辛かったり苦しめるものがあったなら
俺がそれを取り除く事は出来ないかもしれないけど
共有したり、抱えてる荷物を半分持つことはできると思う
こいつらのそう言う存在になりたいと切に思った