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【コナン】Fall in love with a girl

第14章 高校3年生


高校3年生になりまたも人生の分かれ道

大学へ進学するか就職するか…


その前に高校総体が残されていた

部員全員にお守りを作って渡した
みんな毎年のように喜んでくれた

「ハギとマツのはなんで5つついてんの?」

部員が2人のカバンを指さしながら聞いてくる

「中学の総体の時と高校受験
それに高校の3年分」
「毎年貰ってんの、いいでしょ」

ずっと持っててくれたんだ…
カバンに着いてるの知らなかったな

「ありがとう」
2人にだけ聞こえるようにコソッとお礼を言った


部活が終わって、3人で帰っていると研二が話を振ってくる

「2人とも大学行くの?」
「工学部に行こうと思ってるぜ
入れる所のな」
「私は法学部かな…」

「「法学部?!」」

「なんでまた…」
「文系かと思ってた…」

「ちょっと思うところあってね」

よっぽど意外だったのか、目を丸くしてる

「なんでだ?」
「まだはっきりしないから、内緒!」
「まぁ、が目指すってんなら俺は応援するよ」
「研二、優しいっ!」

陣平はなんで、なんでとしつこかったけど、
内緒を貫いた

どの道が自分の目指す道なのかまだ模索中だから


「決まったら1番に報告するから、ね?」
そう言ってようやく納得してくれた

「それよりさー、研二
また別れたの?」

「そーなの、慰めてよ」
「私が慰めなくても女の子たくさんいるじゃない」
「がいい」

研二は最近ずっとこんな調子だった
研二と付き合いたい女の子はたくさんいて

陣平も、それなりにモテるのに、告白は断ってる

私は恋とか恋愛とか
完全にこじらせている

そういう感情がよくわからなくなっていた
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