【コナン】Fall in love with a girl
第13章 高校2年生
イルカショーを見てはしゃぐの横顔を見ていて思った
やっぱりこいつには笑ってて欲しいって
「あー、楽しかった
こんなに笑ったの久しぶり」
「うちの親に感謝だなぁー、知り合いから貰ったんだって
3人で行ってこいってくれたんだ」
「ハギの親、俺らのことまだガキだって思ってるのか?」
「子供はいつまで経っても子供だって」
毎食に作ってもらうのは悪いからファミレスに入って遅めの夕食を食べた
「ねぇ2人とも今日は帰っちゃう?」
「寂しいの?」
ハギが顔を近づけてに聞いていた
「うん…寂しい…」
そういう所だけ素直に言ってくるのは勘弁してもらいたい
「しゃーないな」
「が一緒に寝てくれたら泊まってもいいよ」
「それはねぇから、ハギお前は帰れ」
俺たちのやり取りにクスクス笑ってる
一緒に寝るといってごねるハギはを抱きしめたままだった
「いい加減にしろっ」
拳を見せると慌てて離れた
「お前も嫌なら嫌ってハッキリ言え」
そう言ったが、はもう半分夢の中だった
「確信犯か…」
「眠たいは抵抗しないから」
「逮捕だ」
寝室からハギをつまみ出し、鍵をかけた
「おい、ずりーぞ
が陣平ちゃんに襲われるっ」
うるさくドアもドンドンを大きな音を立てて叩いてくるから、静かにしろと声をあげると眠りかけていたが飛び起きた
「あれ?研二くんは?」
「つまみ出した」
「えぇー?可哀想だよ入れてあげて」
にそう言われたら、入れてやらない訳にはいかなくて、鍵を開けて戻ってみればはもう眠っていた
「なんだよ、寝ぼけてたのか?」
「気持ちよさそうに寝ちゃって…
俺と陣平ちゃんの事信頼しきってるよね」
「俺達がどんな気持ちで、自分の寝顔を見ているかなんて考えもしないんだろうな」
「かわいい、キスしたいって思ってんのにな」
「するなよ…」
「わかってる、寝込みを襲うようなことしないよ」
「本当かよ、お前隙あらばとか思ってそうだし…なぁ、遊び人?」
「最近はそんな言うほど遊んでないよ」
一筋だし、との頭を撫でていた