【コナン】Fall in love with a girl
第13章 高校2年生
「なんだよー、全然絡んでないと思ってたら、いきなりんちにメシ食いに来いってさ」
「ほんと悪い…」
「まぁ、元に戻ってくれてよかった
安心したよ
ったらさ、陣平くんが陣平くんがってそればっかり
妬いちゃいそうだった」
「俺といる時はハギのことばっかだぞ」
俺達2人愛されてるねーと笑った
「まぁ、それが原因ぽいけどな
の彼氏が浮気した理由…」
知らず知らずのうちに相手に伝わってる
大事な幼なじみがいること
隠したっていずれバレてしまう
それで相手を不安にさせてしまう
きっとの俺たちに対する気持ちは恋心じゃないと思う
それは、よくわかってる
だから、俺はから離れた
離れてよくわかった
たとえ俺と一緒の気持ちじゃないって分かってても、それでもそばにいたいって
眠ってるの頭を撫でれば子猫のように擦り寄ってきて、かわいいと思った
「陣平ちゃん、ずりー」
「寝ぼけてるだけだよ」
「が二人いればいいのに」
「俺は2人とも欲しくなる自信あるけど?」
「あー、きっと俺もだな…」
誰にも渡したくないって思ってしまう
それは親友にでさえも…
の髪で遊んでるハギと
の手を撫でている俺
「ほんと無防備で困る…」
「ハギが来てくれて助かった…」
「が襲われたら困るし…親友の事は殴りたくない」
「俺もだよ」
くっだらない会話だと思う
ハギの寝息が聞こえてきて、俺も目を閉じた
昼前に叩き起されて、まだ開かない目を擦る
が作ってくれた朝食兼昼食を綺麗に平らげて、ハギが持っていた米花水族館のチケットを使って3人で遊びに来た
「わぁー海の中にいるみたい」
「これはなかなか」
「陣平ちゃん、ジンベイザメいるよ」
無言で睨みつければ、を追いかけて逃げていった