【コナン】Fall in love with a girl
第12章 高校1年生 ②
剣道部の道場が今週は使えなくて他校との合同練習となった
電車で2駅先にある学校だ
移動している時に向かいのホームでイチャイチャしてるカップルに目が行く
「あれ、先輩?」
手を繋いで、彼女の方は先輩にもたれ掛かってる
彼女の方が私と目が合った
ニヤリと笑って先輩の頬にキスをする
「、なにやってんの?置いてくよ」
「あ、うん…」
あの彼女は、先輩と映画を見た日会った人だった
どういうことだろ…
練習には集中出来なかった
先輩の事が気になってしょうがない
でも、どういうことですか?と連絡出来ずにいた
私と付き合ってるんじゃなかったの?
浮気?
それとも、もう私のことなんてどうでもいいのかな…
「ねぇ、研二くん浮気ってしたことある?」
「俺?付き合ってる時は浮気はしないよ
別れたらいろんな子と遊んだりするけど…」
「そっか…」
研二くんてそういう所はしっかりしてるよな…
「どうかした?」
「ううん、なんでもない
ちょっと聞いてみただけ」
見てしまったことを言えないまま、先輩の大学受験まであと少し…
連絡も減ってモヤモヤもしていたけど、勉強の邪魔をしたくなかったから、私から連絡することはなかった
気づけば春休み
受験が終われば連絡をくれるって思ってた
試験の日、初めて自分から連絡した
一言、頑張ってくださいと…