【コナン】Fall in love with a girl
第12章 高校1年生 ②
「研二は誰が好きなの?」
私じゃないよね?ってまた振られる
「幼なじみのあの子?」
「とは、ただの幼なじみだよ」
俺なりにちゃんと大事にしてきたつもりだった
でも、最期はみんな俺から離れていく
に矛先が、向かないように
ただの幼なじみと言い続けてきた
でも、恐れていたことが起きた
「萩原くん、が萩原くんの元カノと話してんだけど…ちょっとヤバそうなんだよね」
の友達が言いに来てくれた
「研二とただの幼なじみってホント?」
「ほんとだよ、松田くんと3人が幼なじみ」
「でも、研二はいつもあなたのことばかり気にしてて、私の事全然見てくれない」
「ごめんね、馴れ馴れしかったかな?心配になっちゃうよね…これから気をつける」
そんな会話が聞こえた
「そういう所が嫌い…いい子ちゃんでいつもいつも2人に助けられて貰って、泣いてばかりで
あなたが悲しい顔すると、すぐに飛んでいっちゃう
彼女は私だったのに、行かないでって言っても
大事な幼なじみだから、ごめんねって
私が泣いたって研二は見向きもしなかった
ただの幼なじみなんて信じられるわけないでしょ?」
なんて声をかけたらいいか、わからなかったみたいで、は言葉を詰まらせた
ここで出ていっても、火に油を注ぐようなものだし、どうしたものか…
「研二のことが本当に好きだったのに…
あなたがいなければ…あなたさえ…」
もうこれ以上は聞いてられなかった
「はい、そこまで
には関係ないだろ
付き合ってたの君と俺の問題
文句があるなら俺に言え」
泣き崩れた元カノと少し話をするからとにごめんねと謝った
巻き込んじゃってごめん…
傷つけるようなことさせてごめん…
好きになって、ゴメンな…