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【コナン】Fall in love with a girl

第11章 高校1年生


怒鳴ってしまったことは悪いと思ってる

八つ当たりだってもの知ってる
でも、止められなかった

こっちは意識しまくりなのに
は全然気にしてないみたいで
モヤモヤした

誰かに笑いかけているのも
優しくしてるのも見たくなかった

から距離を置いた


「研二くん、陣平くん
一緒に帰ろー」

「あ、道着忘れてきた
取ってくるから先帰ってろ」

「陣平くん」

部室に戻って時間を潰した


あの頃みたいに突き放しても突き放しても
気づけばそばにいる


その頃だ
ハギが始めて彼女を作った


「どういうつもりだ?」

「どうって、彼女の話?
いい子なんだ、付き合ってって何度も言ってくれたから、いいかなって」

「の事はもういいのか?」

「しゃーねぇじゃん…陣平ちゃん見てて思ったよ
ギクシャクするくらいなら、なんとも思ってないふりして、そばにいる方がいいって」

「相手に失礼じゃねぇの?」

「はっ、よく言うよ
の事、無視して傷つけて泣かしてる癖に
大丈夫、ちゃんと好きになるから…」

きっとハギも俺も間違ってる

わかってるのに
素直になれなかった

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