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【コナン】Fall in love with a girl

第11章 高校1年生


結果は…


「始めてからまだ数ヶ月だよ?
経験者から1本取ったんだもん、凄いと思うけどなー」

負けた
最初の1本目は俺
すぐに2本目を取り返されて
時間ギリギリで3本目を取られた

道場の裏で落ち込んでいた俺にが話しかけてくる

「勝たなきゃ意味ねぇよ…」
「私が迂闊に頑張れって言っちゃったから、陣平くん頑張ってくれたんだよね」

俺が試合のメンバーに選ばれた時、は喜んでくれて頑張れって言ってくれた

その期待に応えたかった

「肩、貸せよ…」

座り込んでいた隣を叩いた
大人しく俺の隣に座って肩を貸してくれる

参ったな…
負けず嫌いでハギにもこんな弱ってる姿は
見られたくねぇのに、には、見せられちまう

困った…

いつまでもこうしていられないし、頭を退けた

「陣平くん!」
の方に視線を向けたのと同時に頬に柔らかい感触があった

「元気になるおまじない」

「子供の時にさ、私が泣いてると、研二くんや陣平くんがしてくれたでしょ?
これって結構効くんだよ?」

「ば、ばかか?ガキの頃と今と一緒にすんなっ」

不意をつかれて、頬にキスされた
その柔らかさがずっと残ってて、まずい

耳まで熱かった…
「お前はさっさと戻れ…」
「陣平くんは?」
「着替えるんだろ?先に部室使っていい
後から行く」

こんな顔、まだしばらく誰にも見せられない

がその場を離れてもまだ、顔が熱い

「マジかよ…」

の唇の感触…
当分忘れられそうになかった

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