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【コナン】Fall in love with a girl

第11章 高校1年生


心配していたの男に対する苦手意識
最初の方こそ話しかけられる度にビクついていたが、環境にも慣れて先輩からも同級生からも信頼されて可愛がられていた

予想以上に働き者で、部活中選手の誰よりも走り回っていた
ハギの見る目も捨てたもんじゃない

俺に取っちゃある意味心配事が増えたんだが…

本来誰にでも優しい
ハギの言った通り、よく気がつくし思いやりもある
モテに拍車がかかることは目に見えていた
唯一の救いは部内恋愛禁止って事だ

これで誰かにカッさらわれる心配はない
と、思っていたのに…

「また呼び出されてるよ」
「またかよ…部内恋愛禁止だっての」
「そんなの守ってるのと陣平ちゃんくらいだよ
先輩マネも部員とコソコソ付き合ってるってさ」

は真面目だから、OKする事もないとは思うが…


「研二くん!スコアの書き方なんだけど、これで合ってる?」
「うん、そう
合ってるよ!覚えんの早いね、さすが」
「よかった!ありがとう、じゃ行くね」

忙しそうにパタパタ走り回ってるを見つめた

「そう心配しなさんなって」
「心配っつうか、なんか変わったなって思ってさ
もう俺らが手助けしなくても、はやっていけてるんだなって思うとちょっと来るものがあるな」
「娘を嫁にやる心境ってやつ?」
「せめて兄貴にしといてくれ…」


1年だけの対抗試合があった
団体戦で、ハギが大将
俺は先鋒だ

相手は剣道の強豪校
始めたばかりの俺が適うはずはなかった


でも、が見てる
負けたくねぇ

「、頼みがある
勝てって言ってくれ」

「え?だって強豪校だよ
向こうの先鋒、有段者だって研二が…」

「やって見なきゃわかんねぇだろ、名前みただけでビビってたら高校から新しく剣道なんてやらねぇよ」

「わかった
陣平、絶対勝って!頑張れ!」

懐に前にがくれたお守りを忍ばせて試合に挑んだ

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