• テキストサイズ

【コナン】Fall in love with a girl

第9章 中学校3年生 ③


行きそうな所は全て探した
ってことは、が1人で行きそうにない所

怖がりで暗いところは嫌いだから
もしかしたら、みんなで花火を見たあの丘にいるかもしれない

全力で坂を駆け上がって、やっと見つけた

「バカやろう!何してんだこんな所で心配するだろ…」
「おばさんもおじさんも心配してる、帰ろ
風邪ひくよ」

「ごめんね…2人も濡れちゃったね」

「俺たちの事はいいから、あーもう、こんなに身体冷えちゃって…」

の手を触ったハギが両手での手を包んだ

「来てくれてありがとう、門限破っちゃったから1人じゃ帰りにくかったんだ」

「俺らの前では無理しなくてもいいよ」
「泣きそうな顔してる…」

大丈夫だよ、行こう
と、歩き出したを陣平ちゃんが捕まえた

「まだ、なんかあんだろ?
どうした?」
フルフルと首を横に振った

「ほんと、なんでもないから…」

これ以上聞いても埒が明かないから、全員びしょ濡れだしとりあえずを連れて帰った

親父さんに怒鳴れて怒られていた

「2人ともごめんなさいね
お風呂沸かしてるから入っていって
はきっとしばらくお説教だろうし」

ハギと順番に風呂に入っての親父さんの服を借りた
俺達が帰る頃ようやく説教が終わった

「ごめんね、おやすみなさい」

力なく笑うのことが気になって
家に帰ってもあの顔が忘れられなかった


/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp