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【コナン】Fall in love with a girl

第9章 中学校3年生 ③


聞いてしまった

放課後の教室で

クラスの男の子たちが私の話をしてるのを


「まだの事落としてねぇの?
あんなに自信満々だったのにさ」

「予想以上に男嫌いだった…あともうちょいだと思うんだけどなー」

「じゃ、まだ諦めてねぇのな」

「諦めるわけねぇだろ
金ちゃんと用意しとけよ」


修学旅行の時同じ班だった男の子たち
私を落とせるかどうか、賭けをしてたみたいだ

廊下で立ち尽くしていた私を陣平くんたちが見つけた

「ー、どうした?」
「忘れ物あったのか?」

ガタガタと音がして、私を好きって言ってくれてた男の子が飛び出してきた


「ちゃん、今の話聞いてた?
あのさ、誤解なんだ…待って…ちゃんと話させて」

「よくわかったから、もういいよ
ごめんね、賭けに勝たせてあげられないや」

やっぱり男の子って苦手

教室に入って忘れ物を取ってきて、陣平くんと研二くんに先帰るねって言って学校を出た


ショックだった
そっか、全部賭けのためだったんだ


お父さんからは陣平くんや研二くんと一緒なら遅くなってもいいけど、連絡は入れるようにと言いつけられていた
でも、その日始めて連絡を入れずに門限を破った


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