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【コナン】Fall in love with a girl

第8章 中学校 3年生②


屋台を回って好きな物を買って食べた

「そろそろ花火はじまるんじゃね?」
「そうだな、いつもの場所行きますか」

ちょっと小高い丘の上
滅多に人は来ないし穴場だ

真っ暗だからちょっと怖い

「、手貸して」

研二くんが引っ張ってくれる

「ここ、こんなにキツかったっけ?」

「が体力なさすぎ」

やっとの思いで1番上まで登ってきた

それと同時に第1発目が打ち上がった

「よかった、間に合って…」
「やっぱりここから見る花火はいいな」
「たーまーやー」

陣平くんと研二くんの腕に自分のを絡めて引き寄せた

「綺麗だね」

花火を堪能して、丘を下る

あと少しって所で滑って転んだ

「いたた…」
「おいおい、大丈夫かー?」
「あーあー、下駄、下まで転がってったぞ」

尻もちをついておしりは痛いし、足も捻ったみたいでズキズキする…

「全く…まぁ、こうなることは若干予想してたけどな」
「成長したのは身体だけ、昔っからすっ転んでたもんな、は…」

研二くんが引き起こしてくれて、陣平くんに横抱きにされた

「きゃぁ、えぇ…ちょ…下ろして…歩ける…歩けるから…」

「うるせぇよ、痛いんだろ足、無理すんな」
捻った足首を研二くんがギュッと握った

「……つ、…」
「ほーら、痛いんじゃん
陣平ちゃんに甘えときな」

家まで半分の距離で陣平くんと研二くんが交代した

恥ずかしくて恥ずかしくて、どうにかなりそうだった

「重かったでしょ…ごめんね」
「お前1人くらい大丈夫だ…」
「明日、病院行きなよ、大丈夫だとは思うけど、折れてたら大変」
「うん…ありがとう」


骨折はしてなかったけど、酷い捻挫だった
安静にと言われて中3の夏休み後半は引きこもり状態だった

2人が遊びに来てくれて、受験勉強ばかりしていた

怪我の功名…苦手だった数学も平均点を大きく上回って一安心て所まで漕ぎ着けた


そして、私たちは見事に帝丹高校に合格した

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