【コナン】Fall in love with a girl
第8章 中学校 3年生②
「海だー!」
「海だな」
「うん、海だ」
本格的な受験勉強を前に夏休みを満喫する
まずは海水浴
体力ある2人について遊んでたら帰る頃にはヘトヘトになりそうだな
ペース配分考えて遊ぼう
「あー、ダメだ
ちょっと休憩」
「はやっ!」
「体力なさすぎ」
バテた、そう言えば私泳ぎそんなに得意じゃなかった
「いいよ、2人で泳いできなよ」
「だーめ、こんなにかわいい水着の女の子
恰好のナンパの餌食だよ、連れてかれちゃうよ」
「2人だって綺麗なお姉様の目を釘付けにしてるの気づいてる?」
「そんなん知らねぇ…と一緒に来たんだ
お前がいればいい」
「浮き輪に乗っかってていいから、沖まで行ってみようぜ」
陣平くんの言葉に反応する前に研二くんに頭から浮き輪を通された
沖まで連れてきてくれてプカプカと浮いる
陣平くんはもっと沖まで泳いで行った
「ー」
「んー?きゃぁ!
ちょ…ひどーい、鼻痛っ…」
不意打ちで頭から海水を浴びて、鼻から水が入った
「お返しだ!」
浮き輪に乗ったまま研二くんに水をかけようとしたが為に、バランスを崩して海に落ちた
「ぷはっ…」
「大丈夫?」
研二くんがすぐに腕を掴んでくれて溺れずにすんだ
「研二くん、足届かない
手、離さないで」
「ん、ほらもっとこっち来て」
研二くんの首に腕を回してしがみついた
「こわかったー」
「掴まってていいから、溺れないでよ」
「ごめんね」
「いいよ、に抱きつかれて役得だし」
「バカ…」
そんなこと言われたら恥ずかしくなっちゃう
しがみつくのをやめようと腕を緩めた
「こーら、溺れる気?ちゃんと掴まってろ」
腰を引き寄せられてもっと身体が密着した
「あー、浮き輪流されちゃったな
陣平ちゃん拾ってきてくれるかな」
帰りに陣平くんが拾ってきてくれた浮き輪にようやく移ることが出来た