• テキストサイズ

【コナン】Fall in love with a girl

第7章 中学校 3年生


修学旅行から帰ってきて、体育祭も終わり、季節が変わってもう3年だ

「あー、進路どうするの?」
「ボクシング部があってここからも近い所」
「それなら俺もそこにしよ」
「2人とも一緒なの?私、どうしよう…」
「来いよ」
「今までずっと一緒だったんだからさ、悩む必要ねぇだろ?」
「うん!」

あそこは制服もかわいいし、家からも近い
なにより2人が一緒だもん
でも、数学頑張らなきゃちょっと危うい

机で項垂れていたら研二くんが覗き込んできた

「どーしたの?」
「勉強頑張らなきゃなって、思って
でも、なんかやる気でない」
「じゃあさ、パーッと遊びに行く?
頑張るために遊ぶのもいいんじゃない?」

研二くんの案に乗って
遊びに行く計画をたてた

陣平くんの中学校最後の試合が終わってから
ということになった

研二くんと一緒に応援に行く

「どうかね、調子は?」
「悪くない」

そう言ってたのに、なんとなく落ち着きがなかった

「陣平くん、これ」


フェルトでボクシンググローブのモチーフを作って"必勝"と名前を刺繍した
中には四葉のクローバーが入ってる

「応援してるから」
受け取ってくれて、ギュッとお守りを握りしめた

「サンキュー、負けてらんねぇな」

「のお守り、すごいよー
俺も総体の時に貰ったけど、結果は…
知ってるだろ?」

研二くんは優勝した
別に自分のお守りのせいじゃないと思う
研二くんもたくさん稽古してたし、努力もしてたの知ってる
毎日遅くまで自主練してたもんな

「勝ってくる、その目にしっかり焼き付けとけよ」

ポンポンと私の頭を撫でていき
研二くんとは拳を突き合わせていた

陣平くんの圧勝だった
K.O勝ち

「すごい、すごい!研二くん!
陣平くん勝ったよ!」

「騒がない騒がない
が応援してんだもん、陣平ちゃんが負けるわけねぇって」

研二くんも陣平くんがしたように私の頭を撫でた

陣平くんのお祝いをしたくて自分ちに誘った
ジュースとかお菓子とかたくさん買った

「陣平くん、おめでとう」
「サンキュ」

/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp