【コナン】Fall in love with a girl
第6章 中学校2年生 ②
陣平ちゃん…よく我慢できたな…
シャンプーのいい匂いがするし、服越しに伝わってくるの体温
耳をピトッてくっつけられてる
それ以上聞かないで…
ドキドキしてるのバレちゃうって…
ギュッと俺のジャージを握りしめてて
チラッと俺を見上げて見つめてくる
誘ってんの?勘違いしてしまいそうなのを必死で耐えた
「こら、見るなって」
きっと耳まで赤くなってる顔を見られたくなくての首元に顔を埋めた
扉が閉まって、鍵がかかる音がした
「え、まじ?」
ほかの階に行ってみても鍵はかかってる
「しゃーない、陣平ちゃんに開けてもらおう」
電話をかけて来てもらった
「なーにやってんだよ」
「サンキュー締め出されてさ、助かった」
「ありがとう」
がくしゃみをした
お風呂上がりだったのに、外に連れ出したから冷えちゃったかな
ジャージを脱いでに着せた
「見て、ブカブカ」
袖は俗に言う萌え袖になってるし
前を閉めたらそれしか着てないみたいになってる
「ほんとチビだな、は…」
「研二くんがすくすく成長しちゃったんだよ
昔は私の方が身長大きかったのに」
「いつの話をしてんだよ」
3人で笑ってたら先生に見つかった
説教部屋に連れていかれて、解放されたのは消灯前だった
部屋に戻る時に、ジャージを返してくれた
受け取ったけど、着られる気がしない
の匂いが移ってて、さっきのことを思い出してしまうから